令和2 年女性部会の初めての行事は、新春税務研修会・交流会。新型コロナウイルスの感染予防のため、会場各所にアルコール除菌薬を配置するなど配慮しながら開催されました。
研修会は豊島税務署の大木正署長を講師にお招きし、「税務行政 あれ・これ ~酒類行政とお酒のはなし~」。身近なお酒を題材に、さまざまなお酒に関する税率の違いやお酒にまつわるお話をお聞きしました。「酒」という字の部首がさんずいではなく酉(ひよみのとり)だということ、酉がつく字(酌・酔・酵・酎・酩・酊……)にはお酒にまつわるものが多いことなど、雑学を盛り込んだ講義はとても興味深く、あっという間の1 時間でした。
交流会のはじめに、讃岐部会長から豊島区の児童の「税に関する絵はがきコンクール」の作品が東京都の優秀賞に選ばれたことが発表されると、一同歓声が上がりました。ご来賓大野副署長のご挨拶のあと、天沼副会長の乾杯からスタートした会食は、ホテルベルクラシック東京さんの春を感じさせるお料理にみなさん大満足。アトラクションには、演奏者武田博華さんらによるお箏、三味線などの合奏。武田さんは今年の元旦の国立競技場こけら落とし「サッカー天皇杯」でも演奏されたという有名な方で、華やかに奏でられるメロディーには、たおやかさの中に奥底からの力強さを感じ、心がふるえる思いでした。
その後、お愉しみ抽選会、女性部会恒例の炭坑節を踊って、新春の集いを締めくくりました。震災以来継続している復興支援チャリティのためのお花の募金活動は、今年も皆様の協力でたくさん集まり、岩手県陸前高田市の高田高校へ支援金を送ることになっております。