これまで青年部会では区内の小学校に訪問し租税教室を行ってきましたが,昨年は,コロナの影響で実施することができませんでした。このため昨年は,租税教室のDVDを作成・配布した上で,税金の使い道についてのアンケートを実施し子どもたちにアイディアを出してもらいました。
そんな昨年の租税教室を踏まえて,今年は,豊島区・税務署の全面的な協力の下,区内の高校生にもお手伝いをしてもらい,万全のコロナ対策をして,8月8日に豊島区役所にて「夏休み租税教室・小学生が考える未来~税金の使い方2021夏~」を実施しました。
「環境」や「公園」などテーマ別で小学生にチームを組んでもらい,事前にオンラインで高校生と準備を進めた上で,区長・教育長・税務署長・法人会長の前で小学生に直接プレゼンテーションをしてもらいました。緊張していた子どもたちが,プレゼンが始まった途端に実に堂々とアイディアを披露していたのが印象的でした。各賞の受賞チーム発表で喜ぶ子どもたちの笑顔を見て,どんな時でも教育活動を止めない重要性を実感しました。
時節柄,実施にあたっては困難な問題が多々ありましたが,区役所をはじめとして,まさに「オール豊島」で協力,努力,工夫をして実施をすることができました。
嬉しいことに来年以降も実施して欲しいとの声を多くいただいております。来年のイベントでは,マスクなしの子どもたちの笑顔が見られることを願っております。