11月19日、東池袋南池袋支部主催「第１回・ランチセミナー」をとしま区民センターで開催いたしました。

　30名程の参加者はお弁当を食べながら、講師の日神山晃一さんのお話を興味深く約1時間聴講。豊島区の有志と新しい魅力のあるまちづくりの実例を学びました。

　日神山晃一さんはインテリアデザイナー。豊島区に住み、「このまちいいな」「このまちの何者かになりたい」との想いが原動力となり、当時空き家が多かった豊島区の建物を「リノベーションでまちづくり」、お仲間、地元の有志と共に実践する「シーナと一平」を主宰。地元の方の声や想いを大切にして、新たな価値を創造するプロジェクトをひとつひとつ丁寧に創り上げてきました。

　かつて愛されたとんかつ屋さんの建物を、地域の方々と一緒に餅つきイベントなどを通してコミュニケーションを深めながらリノベーション。現在では地元の方から利用したいと声があがり、お菓子工房やカフェ、バーなどとして新しい人とまちとの価値を創造しています。

　質疑応答の中で参加者からは「災害時の助け合いの新たな仕組みなども考えていきたい」など、活発な意見交換も行われました。

　同支部では会員同士の、また新規ご入会を検討されている方へ気軽なコミュニケーションの場を創れないかとのアイデアから、今回のランチセミナーは行われました。